ダルビッシュ有とイチローの「筋肉理論」どちらが正しいのか?

ダルビッシュ有とイチローの「筋肉理論」は、両者で見解が分かれています。

投手、野手とポジションの違いはありますが、どちらも日本を代表する野球選手の2人

実際にどちらの言っていることが正しいのか?両者の言い分をまとめて、考察したいと思います。

イチローの筋肉についての考え

日本代表で共に戦った元日ハム・稲葉との対談で、イチローはこう語っています。

「メジャーに来て最初に思ったのは、周りがでかい奴だらけだということ。

それに対抗しようと、最初は筋肉をつけた。しかし、たった3kg増えただけで、体が全く自由に使えなくなった。

人間の体は、様々なセンサーを出してくれている。過度な筋肉をつけることは、そのセンサーを殺してしまうことに繋がり、それは結果的に怪我につながる。

結局人間は、生まれ持った”関節”とか”腱”なんかは鍛えられないから、筋肉が大きくなるとそれを支える部位で故障が起きてしまう。

ライオンやトラはトレーニングなんかしないでしょ(笑)」

以上がイチローの筋肉に対する考え方の抜粋です。

つまり、生まれ持った体のバランスを考えずにトレーニングして筋肉をつけてしまうと、故障を誘発したり、繊細な体の動きを崩してしまう、ということですね。

とても理論的で、分かりやすいですね。

また、この発言は今まで大きな怪我をしたことなく、43歳になってもバリバリのメジャーリーガーであるイチローだからこそ、説得力があります。

ダルビッシュの筋肉に対する考え

イチローの発言に対して、ダルビッシュは自身の筋肉に対する考え方をこう語っています。

「トラとかライオンはもともと身体能力高いです。でも今何が起きているかというと、そのトラやライオンがトレーニングをしている。そうなると、シマウマである日本人は確実に勝つことが出来ない。

トラやライオンがトレーニングしているのにシマウマの日本プロ野球がトレーニングをしないので、日本人は世界で勝つことができない」

こちらもテレビの対談で語っていました。

これは、白人、黒人のメジャーリーガーをトラやライオンとして考え、シマウマと我々日本人だと置き換えて考察しています。

確かに、現在では元々力のある外国人メジャーリーガーがさらにトレーニングをし、日本人じゃ到底勝てないほどのパワーを身に着けています。

分かりやすい例でいくとホームランです。

日本人最強のパワーを持っていた、松井秀喜ですらメジャーではシーズン最高31本が限界でした。

大してメジャーリーグの最高記録は73本

比較にならないですね。

また、NPBでは王貞治氏の55本のシーズン本塁打を塗り替え、ヤクルトのバレンティンが60本のホームランを放っています。

この結果は、パワーでは圧倒的に日本人は外国人に遅れをとっていることの証明でしょう。

ダルビッシュはそんな状況を考え、筋肉をつけなければメジャーリーガーに勝てない、と思ったのでしょう。

イチローとダルビッシュの肉体の比較

ここで、イチローとダルビッシュにどれだけ筋肉量に差があるのかを比較してみたいと思います。

<イチロー>

イチロー

<ダルビッシュ有>

ダルビッシュ

どうでしょうか。

筋肉量にはやはり、かなりの差があるように見えます。

イチローの肉体は、ダルビッシュの日本時代で見たような、スラッとした体つきをしています。

対するダルビッシュは、パワー系助っ人外国人選手レベルの筋肉をしています。

実際筋肉をつけることは怪我に繋がらないのか?

イチローの理論では、過度な筋肉をつけることは怪我には繋がると考えています。

実際、日本人で筋肉教に入っている人は怪我していないのでしょうか?

筋トレ好きな選手で真っ先に考えられるのが、金本、清原、澤村、ダルビッシュあたりの選手です。

そのうち清原、ダルビッシュは筋トレのせいかは分かりませんが、大怪我をしましたね。

しかし逆に、金本は鉄人と言われるほど怪我に強い選手で、澤村もここまで大きな怪我はなくきています。

これは、適正な筋肉をつけているから怪我をしていないのか?

もしくは、筋肉をつけることと怪我は関係ないのか?

どちらかだといえるでしょう。

最近は大谷や藤浪、また阪神の若手選手など日本でも筋トレ志向が強まってきている状況です。

結論として、ダルビッシュ、イチローのどちらが正しいのか?については今はまだ分かりません。

今後のNPBの状況を鑑みて、結論付けられそうですね。

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