先日、年始の特番で「とんねるずのスポーツ王は俺だ!」が放送されていました。
この番組は野球、テニス、卓球、サッカーなど様々分野のスポーツから、一流選手を招待し、とんねるずとスポーツで対戦するという番組です。
これを見ていて思ったのですが、野球選手の態度だけやたらでかいということです。
テニスの錦織や、卓球の水谷など、いずれもオリンピックのメダルをとった大物ですが、バラエティを盛り上げつつも共演者への配慮を忘れない謙虚な対応をしていました。
引き換え、野球選手に関してはまるで「野球選手が一番上!」と言わんばかりに、態度のでかさが目立ちました。
野球選手は上下関係が激しく、年上には絶対逆らえない世界ですが、野球選手以外の年上は敬意を払う対象外となるようです。
学生時代から、野球部の態度のでかさに辟易していた人は多いのではないでしょうか?
何故、礼儀を重んじる野球選手がこれほどまでに態度がでかくなってしまうのか?
その理由について考察してみました。
1.野球界の上下関係のストレスが外に出ている
先輩には絶対逆らえないのが野球選手です。
また、強豪校は先輩の奴隷のように扱われているところも少なくありません。
そのため、部活中に感じるストレスが部外の人へ向かって発散されてしまっているのかもしれません。
ある程度の上下関係は必要ですが、野球部のような過度な上下関係はちょっと考え物ですよね・・・。
2.他のスポーツ選手より給料が高い
給料が多いというのも、野球選手が増長する原因の一つのように思えます。
野球選手には他のスポーツを見下すような勘違いをしている選手もたまに見られますが、それは給料の高さと、自らが今までの競争に勝ち抜いてきたという自負があるのかもしれません。
実際、メジャーリーグの田中や前田、ダルビッシュなんかは年収20億円近くありますから、他のスポーツ選手より群を抜いて高年収と言えます。
3.単純に体がでかく、喧嘩が強いため調子に乗ってしまう
野球というスポーツは筋肉が重要になってきます。
そのため、学生時代から筋トレを重ね、マッチョになっているのが野球選手。
当然、喧嘩が強く、ガキ大将のような振る舞いが許される存在です。
(喧嘩が弱ければ当然、調子に乗っているとシメられる)
学生時代からガキ大将で来てしまったため、年をとってもそのノリで周囲の大人に接してしまう、ということもありそうです。
4.単純に態度のでかい人は野球部に入りたがる
野球部は基本的に根性があり、運動神経が良くないとついていけない部活です。
(まあ学校によりますが)
そのため、中学から体の弱い人、運動神経が悪い人はふるい落とされていきます。
残った人は、根性があり、運動神経もあり、体力もあるような人が残ります。
常に周りよりデキる存在として生きてきていますから、当然態度もでかくなってしまいます。
5.メディア露出が多くチヤホヤされる
野球というスポーツは、現在日本でNo.1と言ってもいい人気スポーツです。
当然メディア露出が多く、活躍すれば周囲からチヤホヤされ、女性も寄ってきます。
そういった環境におかれ、調子に乗ってしまう人が出てくるということもあるでしょうね。
いかがでしょうか?
野球選手の態度がでかい原因は、やはり今までの人生ずっと態度がでかかったように思えます。
野球というスポーツは面白く、楽しいスポーツであるのに、バラエティに出る野球選手を見てガッカリするのはもったいないですよね。
もちろん全ての野球選手の態度がでかいということではなく、謙虚にしている選手も多くいます。
しかし、このままではサッカーに人気を奪われかねない状況ですので、野球選手はもっと態度を小さくしてほしいですね。