阪神タイガースの歴代助っ人外国人で、活躍した外国人をランキング形式で紹介します。
選考は活躍度・貢献度を考慮し、上位14人を挙げています。
1位は勿論アノ人ですが、2位は誰なのか?
では、14位から発表します。
14位 トレイ・ムーア
防御率:4.28
勝敗:26勝23敗
奪三振:273
投球回:376.2回
キャリアハイ:防御率3.33 10勝11敗 181.1回
在籍年数:2年
<評価>
センス抜群のバッティングで有名な投手外国人です。
2003年は日本シリーズ7戦目で3回5失点と打ち込まれ、敗戦投手となり日本一を逃しています。
それもあってか同年阪神を退団しています。
13位 セシル・フィルダー
打率:.302
HR:38本
打点:81打点
OPS:1.031
キャリアハイ:.302 38本 81打点 OPS1.031
在籍年数:1年
<評価>
1年目にいきなり活躍を見せた大型スラッガータイプの外国人です。
1年目からOPS1.031の好成績も、契約面が折り合いがつかず1年で退団し、デトロイトタイガースに入団します。
メジャー移籍後も活躍を見せ、デトロイトタイガース初年度は51本のホームランを放っています。
12位 マウロ・ゴメス
打率:.270
HR:65本
打点:260打点
OPS:.801
キャリアハイ:.283 26本 109打点 OPS.861
在籍年数:3年
<評価>
2014年に阪神にやってきた勝負強い助っ人外国人です。
初年度にOPS.861の活躍を見せ、長期にわたって活躍するかと思いきや次年度から
徐々に成績が下がり、2016年オフに自由契約となっています。
11位 クレイグ・ブラゼル
打率:.269
HR:133本
打点:412打点
OPS:.800
キャリアハイ:.296 47本 117打点 OPS.902
在籍年数:4年
<評価>
2010年の強力打線の一角を担った外国人です。
ホームランを打つ技術はかなり高いものの、選球眼が悪いため四球を選ぶことが出来ない点と、
守備があまりよくないことがネックになり退団しています。
10位 アンディ・シーツ
打率:.289
HR:95本
打点:374打点
OPS:.796
キャリアハイ:.310 19本 75打点 OPS.821
在籍年数:3年
<評価>
2005年優勝に大きく貢献した巧打・好守の野手です。
引退後もスカウトとしてマット・マートンを推薦するなど、現在も阪神タイガースに貢献しています。
9位 ジョージ・アリアス
打率:.259
HR:161本
打点:436打点
OPS:.866
キャリアハイ:.265 38本 107打点 OPS.899
在籍年数:3年
<評価>
2003年優勝に大きく貢献した野手の助っ人外国人です。
かなり強い2003年は38本のホームランを打ちながら6番(後半から5番)を打ち、
試合を決定付ける一打を打ちまくっていました。
文句なしの活躍でしたが、高年俸(3億円)と、タイロン・ウッズの獲得を目指す球団の意向もあり、2004年に阪神を退団しました。
8位 マット・キーオ
防御率:3.73
勝敗:45勝44敗
奪三振:398
投球回:678.1回
キャリアハイ:防御率3.72 15勝9敗 201.1回
在籍年数:4年
<評価>
87~90年に在籍していた先発投手です。
ストレートとカーブを武器に、3年連続2桁勝利もマークしました。
暗黒時代の阪神の数少ない希望でしたが、1990年に足を故障し7勝止まりとなり自由契約となりました。
7位 マイク・ラインバック
打率:.296
HR:94本
打点:324打点
OPS:.858
キャリアハイ:.309 27本 84打点 OPS.921
在籍年数:5年
<評価>
1970年代に活躍した助っ人外国人です。
高い打率と20本前後のホームランを放つ、中距離タイプの打者です。
ランディ・バース活躍以前は阪神の中で最も人気のある助っ人外国人です。
6位 マット・マートン
打率:.310
HR:77本
打点:417打点
OPS:.789
キャリアハイ:.349 17本 91打点 OPS.894
在籍年数:6年
<評価>
秋山に抜かれるまでシーズン214安打のNPB記録を持っていた巧打力のある外国人です。
毎年200本近いヒットをマークし、長年阪神打線において貢献してきました。
しかし、高打率なものの四球が選べず、長打力も低く、また守備も悪いという点があり
2015年シーズン終了後に自由契約となっています。
2016年からはシカゴ・カブスで川崎宗則とチームメイトになっています。
5位 ランディ・メッセンジャー
防御率:3.05
勝敗:73勝65敗
奪三振:116
投球回:1210.2回
キャリアハイ:防御率3.20 13勝10敗 208.1回
在籍年数:7年
<評価>
2017年現在も在籍している、タフな先発ピッチャーです。
長い回を投げられるスタミナと、奪三振能力が抜群に高く、毎年2番手~3番手で安定した活躍を見せます。
入団初年度は中継ぎでしたが思うような結果は残せず、2年目に先発に転向してその才能が開花しています。
4位 トーマス・オマリー
打率:.315
HR:123本
打点:488打点
OPS:.941
キャリアハイ:.329 23本 87打点 OPS.994
在籍年数:6年
<評価>
「オマリーで、オマ!」で有名な、現在もCMに出演する阪神ファンの間では有名な外国人です。
引退後は阪神のスカウトに任命されましたが、つれてくる外国人がことごとく
外ればかりで、スカウトとしてはダメ外国人であることで知られています。
3位 ジェフ・ウイリアムス
防御率:2.20
セーブ数:47
ホールド数:141
キャリアハイ:防御率0.96 42ホールド 65.1回
在籍年数:7年
<評価>
JFKの一角を担う、阪神史上最強のセットアッパーです。
歴代でも最強クラスのスライダーと、MAX156kmのストレートで、
相手ファンに絶望感を与えるピッチャーでした。
2005年は防御率0.96とほとんど打たれないピッチングを見せています。
2位 ジーン・バッキー
防御率:2.34
勝敗:100勝80敗
奪三振:825
投球回:1596.2回
キャリアハイ:防御率1.89 29勝9敗 353.1回
在籍年数:7年
<評価>
阪神史上最強の先発ピッチャーです。
入団から7年間で100勝をマークし、特に1964年は1シーズンで29勝をマークする圧倒的な活躍を見せています。
王・長嶋時代に活躍したピッチャーです。
1位 ランディ・バース
打率:.337
HR:202本
打点:486打点
OPS:1.078
キャリアハイ:.389 47本 109打点 OPS1.258
在籍年数:6年
<評価>
阪神史上最強の助っ人外国人です。
いや、阪神史上どころか最大瞬間風速はNPB助っ人外国人史上最強とも言えるでしょう。
このバースが残した.389の高打率はNPB記録でいまだ抜かれていません。
今もなお、阪神の外国人が活躍すると「バースの再来」と言われ、バースの名は阪神ファンの中で
語り継がれています。
いかがでしたでしょうか。
1位は阪神ファン全員一致のバースでしたが、その他も優良外国人が多く、思ったよりダメ外国人ばかりではないなという印象です。
2017年入団のエリック・キャンベルは優良外国人か?ダメ外人か?
今後も阪神の助っ人外国人に注目ですね。
関連:阪神の新外国人「エリック・キャンベル」ってどんな選手?