阪神タイガースの2017年シーズン外野手レギュラー争いを考察




阪神の2017年の外野手レギュラー争い

2016年シーズン、様々な選手が外野のポジションを守りましたが、金本監督いわく、

「レギュラーはコウスケ(福留)だけ」

と明言されています。

2017年の阪神の外野レギュラー争いについて考察したいと思います。

レフトのポジション争い

レフトのポジションは、現状最もレギュラーが白紙になっていると言ってもいいでしょう。

候補者は以下の5人

・中谷将大(なかたにまさひろ)

・新井良太(あらいりょうた)

・俊介(しゅんすけ)

・板山祐太郎(いたやまゆうたろう)

・狩野恵輔(かのうけいすけ)

この5人の中で、現状最もレギュラーに近いのは中谷です。後半戦はほぼレフトのスタメンを任され、長打のある打撃力と、強肩と無難な守備を披露し、金本監督の信頼を高めています。

23歳という若さもあり、来年の成長にも期待が持てる選手です。

次にレギュラーに近いのが、2016年のルーキーの板山です。

ドラフト6位ながら2016年は40試合に出場し、25安打と健闘しました。

まだまだ成績は物足りませんが、「秋のキャンプで最も伸びた選手」と金本監督から評価されており、レギュラー取りの可能性は高いです。

その他3人、新井良太、俊介、狩野のベテラン勢は横並びで、代打や守備固め専門の選手として生きていくか、レギュラー奪取を目指すか、来期が分かれ目になりそうです。

(新井良太、俊介あたりは来季結果を出せなければ、戦力外になる可能性も高いです・・・)

ということで現状、レフトは中谷が一歩リード、続いで板山がそれを追いかける形となりそうです。

あとは、センターのポジション争いからあぶれてきた江越、高山あたりが取っちゃう可能性もありますね。

センターポジション争い

センターのポジションは現状新人王の高山が最も有力です。

しかし金本監督の思惑としては高山はレギュラーではないらしいので、まだ他の選手がレギュラーを取る可能性もあります。

そういえば、2016年開幕当初は横田がスタメンだったんですよね。。。

さて、そんなセンターのポジション争いの候補者は以下の4人

・高山俊(たかやましゅん)

・江越大賀(えごしたいが)

・横田慎太郎(よこたしんたろう)

この中では高山が一歩抜け出した感がありますが、江越もポテンシャルは高い選手ですから、いつ覚醒してもおかしくありません。

横田に関しては、個人的には2017年は2軍でじっくり経験を積んで欲しいと思っています。

将来的にはもちろん、レギュラー獲りの候補になってほしいのですが、まずは強くスイング出来るよう育って欲しいですね。2016年は当てるだけのバッティングが目立ちました。

ということでセンターは順調にいけば高山、ただし江越もあり得るという予想です。

もしかするとどちらかがレフトに流れ、この二人がレギュラーの可能性もありますが。

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ライトのポジション争い

唯一レギュラーが埋まっているのがこのポジションです。

誰かというとご存知、福留ですね。守備・バッティング・リーダーシップ、どれをとっても一流で、阪神になくてはならない選手となりました。

2016年はホームランこそ11本に下がったものの打率.311と阪神では最も高打率で、勝負強いバッティングは健在でした。

日本に帰ってきてから年々成績をを上げており、まだまだ衰えは感じさせませんね。

また、プロ意識も高くほかの外野手のいいお手本となっている点もプラスです。

2016年、打撃力がセ・リーグ最下位となった阪神。

猛虎打線復活の鍵は、外野手の打撃力強化にかかっています。

誰がレギュラーを獲得するのか、楽しみですね。

⇒阪神タイガース特設ページはこちら

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