阪神に新助っ人入団が決定!
昨季打撃成績がチーム最下位だった阪神タイガース
その阪神タイガースに、新助っ人が入団しました。その名は「エリック・キャンベル」
身長:190.5cm
体重:93kg
右投げ・右打ち
守れるポジション:内野・外野(主にサード)
昨年までニューヨークメッツに所属していた選手です。
キャンベルは2008年にメッツにドラフト8位で入団したアメリカ人で、年齢は現在29歳です。
メジャーでは通算で156試合 打率.231 6HR 35打点 OPS.645の成績を残しています。
190cm93kgの恵まれた体格をしていますが、持ち味は実は長打力ではなく、シュアなバッティングと、選球眼の良さです。
メジャーでは上述の通りあまりいい成績を残せていませんが、3Aでは打率3割を越え、8本前後のホームランを打つ好選手です。
3Aでは結果を残すもののメジャーで今一つ爆発出来なかったキャンベルですが、このたび阪神へ入団することになりました。
マートン、ゴメスを見出した元阪神アンディ・シーツの見込んだ選手ですので、期待が持てそうです。
キャンベルの打撃能力
こちらの打撃動画を見て頂きましょう
ご覧のとおり、シュアなバッティングというのは噂通りで、特筆すべきはスイングスピードの速さと、スイングのコンパクトさです。
これは3Aでも3割を越えてくる常連だったというのもうなづけます。
ブンブン振り回してホームランを連発する、というタイプの打者ではありませんが、ボール球は振らず、甘い球が来たらシャープにヒットにする、1番か3番に置いたら機能するタイプの打者ではないでしょうか?
おそらくマートンと似たタイプですね。(マートンは選球眼はあまりよくありませんでしたので、フォアボールも選べるマートンといったところでしょうか)
阪神で期待される役割
主にサードを守っていた選手ということですから、おそらく阪神でも現在手薄のサードを任せたいという思惑があって取ったのだと思われます。
今回のドラフトで阪神は同じく三塁手・サードの大山を指名しましたが、大山については「即戦力」というよりかはじっくり育て、将来的な大砲候補と考えているのかもしれません。
手薄のサードでがっちり仕事をしてくれれば、課題の1番もしくは3番として期待が持てるのではないでしょうか?
外国人にありがちなホームラン量産型の選手ではありませんが、ここ最近はマートン、ゴメスと「打率を残せるバッターが」トレンドとなってきていますので、キャンベルもその波に乗った形でしょう。
是非阪神で活躍して、ジャパニーズ・ドリームを掴んで欲しいものです。