2016年阪神ドラフト1位 大山悠輔(おおやまゆうすけ)
大方の予想では、阪神は桜美林大学の佐々木千隼を1位指名するとされていました。
しかし、当日阪神が指名したのはまさかの白鴎大学の大山でした。
ドラフト前の予想は3位、良くて2位だろうというのが大方の関係者の予想・・・。
佐々木指名を取りやめ急遽大山を1位指名した阪神に批判は多いですが、この指名が正解だったのかどうか分かるのは数年後。
それまでにどれだけ大山が成長するのか、楽しみですね。
大山の大学時代の実績・特徴
身長:181cm
体重:84kg
ポジション:サード
大学通算:打率.337 15HR 75打点 74試合
<総評>
ホームランも打てるスラッガーで、高打率、また選球眼が良く出塁率も高いのが特徴です。
また守備力も高く、強肩で俊足の部類に入ります。
高校時代はショートを守っており、阪神でももしかするとショートを任されるかもしれませんね。
ただし、大学時代は.330以上の打率とそこそこのホームラン数で一見プロでも通用しそうに見えますが、関甲新学生リーグがそこまでレベルの高いリーグではなく、過去このリーグ出身の好成績選手がプロでは通用しない、という事例が数多く起こっています。
そのため、今のままの実力ではプロ1年目から活躍することは難しいでしょう。
大山がプロで一流になるためには、今のレベルよりワンランク、ツーランクほど向上する必要がありそうです。
守備力はプロレベルにあると思いますので、課題はバッティングですね。
ミート力と、広い甲子園でホームランを打つためのパワーも必要になりそうです。
金本監督の下で筋力アップしていければいいですね。
大山の2017年成績予想
打率.250 6HR 30打点 OPS.670 60試合
1年目はこれくらいでしょうか。
選球眼はいいため、出塁率が.350超えれば上出来ですね。
阪神自体が野手不足にあえいでいるため、1年目から出場機会は十分にあると思います。
1年目はプロのピッチャーの球筋に慣れ、本番は2年目、2018年からでしょうね。