【オリックス】安達了一の特徴・能力評価【ショート守備の名手】




プロフィール

名前:安達了一(あだちりょういち)
身長:178cm
体重:78kg
血液型:O型
生年月日:1988年1月7日(28歳)
右投げ右打ち(遊撃手)
出身:群馬県
所属:オリックス・バファローズ

これまでの経歴

高崎市立北小高崎市立第一中榛名高-上武大-東芝→2011年(1位)

<生い立ち>

群馬県で生まれた安達は、高崎市立小学校時代に野球と出会いました。

当初、ソフトボールからスタートした安達は中学から軟式野球を始め、当時は主に捕手や外野手を守っていたようです。

その後、同じく群馬県の榛名高校に進学し、1年時から三塁手のレギュラーとして活躍。

初めて遊撃手を任されたのは、2年の秋だったようです。

プロに入るような選手は高校時代から有名なのが普通ですが、安達に関しては高校時代までは全くの無名で、プロ入りの候補にすら上がっていなかったようです。

その後上武大学に進学し、遊撃手として活躍するもドラフトでの指名はありませんでした。

才能が開花したのは、社会人・東芝時代。

1年目から高打率・好守備で活躍した安達は、打撃・守備両面の評価を得て2011年にオリックス・バファローズから1位指名を受けました。

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プロ入り後当初は打撃で思うような成績を残せず苦しみましたが、チームの顔となったのは2014年。

この年安達は守備での高い評価とOPS.7を越える期待以上のバッティングで、チームの顔となりました。

その後、守備力も年々向上していき、現在は球界No.1争いをするほどの守備力を有しています。

能力評価

安達の持ち味はなんと言ってもショートの守備力です。

坂本、今宮、中島など現在NPBは守備力に定評のあるショートが勢ぞろいしていますが、その中でも球界トップクラスと評される一人が、この安達。

あまり派手なプレーはしないため地味といえば地味ですが、データ的には毎年高いUZRを記録しており、一部関係者からは「実はショート守備は安達がNo.1なのでは?」という声も出始めています。

関連:守備指標UZRとは、どういう意味?簡単に説明します

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次に、高い評価を得る守備と対照的に課題となるのがバッティングです。

毎年.250 7本程度の平凡な内容にまとめてきており、2番打者として出場することが多くなっています。

打率の割に出塁率が高いタイプで、低打率でもそこそこの出塁能力でチームを助けている側面も見られます。

また足は速いというほどではないものの2014年には29盗塁を記録しています。

ただし成功率はあまり高くないため、ここも課題の一つといえるでしょう。

成績と、2017年の活躍予想

2014年:打率.259 8HR 50打点 OPS.701

2015年:打率.239 11HR 55打点 OPS.658

2016年:打率.273 1HR 34打点 OPS.667

上記の通り、バッティングについては物足りないのかなという印象があります。

まだまだ上の成績を期待出来る選手だということは間違いないでしょう。

昨季、怪我に苦しみ出場試合数が118試合にとどまった安達。

2017年は万全の体調で望めば、ゴールデングラブ、打率.280は目標に出来る選手といえるでしょう。

<2017年成績予想>

打率.280 5HR 60打点 OPS.720

2017年の安達にはこれくらいの成績は期待したいですね。

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