素晴らしいショートが出てきたのでご紹介します。
2017年ドラフト3位で西部ライオンズに入団した源田壮亮という選手がいるのですが、守備力が既に12球団最強クラスにずば抜けてるんですよね。
この記事ではそんな源田選手の守備力の高さについてご説明します。
2017年、いきなりUZRで1位に
選手の守備力を表す「UZR」という指標を知っていますか?
この指標は主観的な評価ではなく、データとしてどれだけ選手の守備力が高いのかを表す指標なのですが、このUZRで源田はいきなり12球団でトップの数値を叩き出しています。
(UZRが初耳だという人は、「【野球】守備指標UZRとは、どういう意味?簡単に説明します」にて説明しています!)
具体的には、源田のUZRは12球団トップの21.5を叩き出しており、これは簡単に言うと、平均的な守備力を持つショートより、年間で21.5点の得点を防いだことを表しています。
ちなみにショートでUZR最下位なのは横浜DeNAの倉本で、ー17です。
つまり、横浜のショートが倉本から源田に入れ替わったとすると、データ上年間38.5点の失点が減るということです。これは凄いですね。
源田の守備力は歴代No.1の小坂と同レベルである
源田の守備力は歴代No.1の守備力を持つ小坂と同レベルではないかと思っています。
分かりやすい動画があったので比較してみましょう。
<源田の守備>
<小坂の守備>
いかがでしょうか?
個人的には守備範囲と、取ってから投げるまでの速さは源田のほうが少し上なのではないか思っています。
肩の強さは小坂の方が上ですね。
ちなみに参考情報として、現在メジャーリーグ最強の守備力を持つショートと目されているシモンズの守備もご覧ください。
<シモンズの守備>
あっちのショートは肩の強さのレベルが段違いですね。
それにグラブ捌きも素晴らしいので、日本より1ランク上かなと思います。
しかし、肩の弱さを補っても守備力で源田はメジャーでも通用するショートだと思います。
まとめ
西武ライオンズの源田選手の守備力が高い!ということをご紹介しました。
ショートは昔から守備の花形のポジションですから、源田のような選手が出てくるのはプロ野球ファンとして嬉しい限りですね。
また、守備力が最強クラスの源田ですがバッティングも悪いわけでなく、2017年は.270の打率と37盗塁をマークしているんですね。
このまま育って頂き、将来日本を代表する選手になってくれたら嬉しいですね。
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