松田宣浩(まつだ のぶひろ)とは、3行で説明
・ソフトバンクの正三塁手
・走・攻・守揃った万能プレイヤー
・「熱男〜!!」ポーズでおなじみのムードメイカー
これまでの経歴
~小学校時代~
滋賀県出身の松田は、小学2年生のときに矢橋レモンズで軟式野球を始めます。
野球を始めたきっかけは兄が野球を始めたからだったようです。
実は松田は双子で、双子の兄もかなりの野球の腕前だったようです。
~中学時代~
中学生になると、硬式野球の栗東ボーイズに入団します。
この頃も兄を目標に頑張っていたそうです。しかし当時の監督からは、
「野球センスは兄のほうが上だった」
といわれています。
双子の兄を追いかけるために、猛練習に励んだ子供時代だったようですね。
~高校時代~
中京高校にした松田は、主に3番・遊撃手を任され、高校通算61本塁打を記録します。
高校で長距離ヒッターの才能が完全に開花したようです。
甲子園大会にも双子の兄と一緒に出場も果たしています。
~大学時代~
高校卒業後、亜細亜大学に進学した松田は1年目から4番を任されます。
4年生まで安定して活躍した松田は、大学・社会人ドラフトで福岡ソフトバンクに1位指名されます。
能力評価、プレーの特徴
巧打・長打ともに安定してレベルが高く、打率.280 25本塁打前後の成績を期待できる数少ない打撃力を持っています。
打撃の特徴として”早打ち“があり、長所でもあるんですが、四球を選ばないので出塁率が低いという欠点があります。
上述の通り安定感のある打撃力を持ちながら、足も速く2011年は27盗塁も記録し、当時はトリプルスリー候補の一人と評されていました。
(ただし近年は盗塁数も少なくなってきています。)
また守備力も高く、三塁手としての守備は球界No.1といわれています。
上述の通り走・攻・守揃った松田は、現在日本人No.1の三塁手だと言えるでしょう。
キャリアハイ成績3年をピックアップ!
これまでの松田のキャリアハイ3年をピックアップしたいと思います。
<2015年>
打率.287 35本 94打点 8盗塁 OPS.889
ゴールデングラブ賞
<2011年>
打率.282 25本 83打点 27盗塁 OPS.854
<2014年>
打率.301 18本 56打点 12盗塁 OPS.846
ゴールデングラブ賞
いかがでしょうか?
ずば抜けた成績を残した成績を残したシーズンはありませんが、出たら大体活躍しており、チームにとって貢献度の高い選手といえるでしょう。
将来はメジャーリーグ挑戦もあるか
日本人No.1三塁手の松田ですが、将来的にメジャー挑戦はあり得るのでしょうか?
結論としては、
“ほぼあり得ない”
ということが言えるでしょう。
2017年現在、33歳になる松田は実は2015年オフに、海外FA権を行使しています。
その結果、サンディエゴ・パドレスと交渉を進めていましたが、パドレス側からの条件で
“三塁以外の複数のポジションを守る”
という条件に松田側が難色を示し、結局合意には至りませんでした。
その後、ソフトバンクと4年16億の大型契約を結んだ松田。
契約が終わる頃には35歳になっていますので、引退までソフトバンクに骨をうずめる形になる可能性が高いです。
最後に・・・
日本代表にも選ばれている松田。
三塁手としての活躍とともに、ムードメイカーとしても大きな役割を担っていますので、頑張って欲しいと思います。