楽天茂木やハム近藤など・・・、今”低身長”の野球選手がアツイ!




一昔前はプロ野球選手として活躍するためには、ある程度の身長が必要だと言われていた時代がありました。

しかし、現代のプロ野球選手を見ていると身長175cm以下の低身長の選手でも、トッププレイヤーとして活躍する選手がどんどん出てきています。

この記事ではそんな低身長プロ野球選手についてご紹介していきたいと思います。

日ハム近藤は、シーズン打率4割に迫る勢いで打ちまくっている

2017年も中盤が過ぎようとしていますが、近藤はここまで、

率.407 3本塁打 28打点 OPS.1.127

と打ちまくっています。

身長173cmと低身長の近藤ですが、類稀なミート能力を活かしてヒットを量産する安打製造機として活躍しています。

楽天茂木は、新人王の翌年で球界NO.1ショート候補へ

続いて紹介するのが、身長171cmの楽天の茂木栄五郎。

守備負担の大きいショートというポジションをこなしつつ去年は新人王。

そして今シーズンはここまで

打率.319 12本塁打 37打点 OPS.948

と打ちまくっています。

低身長ながら12本塁打とパワーも持ち合わせており、攻守に隙のない選手となっています。

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高校時代はMAX154kmのソフトバンク今宮

ソフトバンク今宮は強肩で有名なショートです。

172cmと低身長ながら、高校時代は投手としても154kmをマークし、ショートとして球界No.1クラスの守備力を誇っています。

今ではソフトバンク不動のショートで、2013年から4年連続でゴールデングラブ賞を受賞しています。

低身長野球選手の代名詞!ヤクルト石川雅規は今季も現役バリバリ

ヤクルトの先発投手の石川は、低身長選手の先駆け的な存在でしょう。

身長はまさかの167cm。先発投手としてはかなり低い身長です。

しかし、2002年のプロ入りから毎年安定して10勝前後を重ねてきており、今シーズンまでで150勝以上の勝利記録を積み重ねています。

野手以上に低身長が活躍するのが難しい投手というポジションで、ここまでの成績を残すのは異例でしょうね。

MLBには、ホセ・アルトゥーベという怪物がいる

最後に、海の向こうMLBから一人、アルトゥーベという選手をご存知でしょうか?

メジャーリーグの選手といえば、NPB以上に高身長・ガタイMAXの選手だらけで、180cmの選手でもチビ扱いされる世界。

その中でアストロズのアルトゥーベという二塁手は、身長167cmでメジャーリーグで活躍しています。

そしてこの身長167cmというのはメジャーリーグで最も低い数値みたいです。

そして、彼の凄いところはメジャーに所属しているだけでなく成績も超一流なんです。

2016年は、

打率.338 24本塁打 96打点 OPS.928

と巧打も長打も兼ね備えた完璧な成績を残し、2017年もここまで

打率.322 10本塁打 34打点 OPS.912

と変わらぬ活躍を続けています。

この身長でメジャーバリバリの超一流選手だとは、クールですよね。

他のメジャーリーガーも彼のことは皆尊敬しているようです。

最後に

低身長のプロ野球選手が増えてくることで、身長に悩んでプロ野球選手の夢を諦めてしまう子供が減ってきたように思います。

低身長でも石川のようにプロの投手として活躍できたり、167cmでもメジャーで本塁打をガンガン打つアルトゥーベのような選手が出てきたことは、低身長で悩む子供も勇気づけられるのではないでしょうか?

これからも、低身長というある種の肉体的なハンデを背負いながらもプロの世界でバリバリ活躍する選手に注目していきたいと思います。

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